【イライラ対策】躾けは100回が目標

子供が何度も「わかってくれない」のは、あたりまえなことです。2度3度程度で子供がわかってくれません。だから何度も教えればいいだけです。とりあえず100回が目標です。いろんな視点、角度、話題で教えればいいだけです。目標が持てると簡単にイライラすることはなくなると思います😞

100回目でわかればいい

気の短い(循環気質)親はすぐに結果をもとめてしまします。

すぐに結果はでません。100回目でわかればいい、のだと思ます。
同じことを100回教えて、100回目で理解できればOKです。

うわのそらで聞いてる、その場だけなんとかできればいいと思っている子は、返事だけはいいですよね(笑)大切なことは責めないことです。

「わからない」ことが前提だと思って接するくらいがちょうどいいです。

✅責めない100回チャレンジ

親が怒るのは子供が「わかってくれるはずだ」という期待があるからです。親は勝手な期待が裏切られるからイライラします。

勝手な期待を勝手に持って、子供がそれに応えるのはあたりまえだとなぜか思ってしまいます。これがとても親にとってはストレスになります。

最低100回は、責めないことを目標にしてください。もともとわかってもらえないのだから、責めることも必要ないと肝に銘じていれば、ずいぶん気持ちは楽になります。

僕自身、わかってもらえないことを考えるより、最初から躾の回数をカウントするようにななって、気楽になりました。

ちなみにこの考え方は、生命保険のセールストレーナーからも教わりました。ユダヤの教師の教えにもあるそうです。

伝えるだけじゃなくて、子供にも表現してもらう

そもそも親の言っているときに、話を聞いてないこともあります。

子供がどう理解したのか教えてほしいと質問するのも大切です。子供なりの本人のことばで表現させてみることです。

「何って言った?」と聞いても聞いも、右から左に流してイライラしてもバカバカしいです。そのためにも親が何を伝えたいのかを子供と一緒に考える時間は、子供が成人する前だからこその機会です。

自分のことばで考えてもらうのは、答えが出せなくても大事なことです。

✅親はすぐれた教師でもある

子供が分からない場合、百通りの別の表現で伝えることです。同じことでも、いろんな視点、方向、手段をつかうことはできます。

たとえば「嘘をつかないことの大切さ」を伝えるのであれば、狼男の話だけでなく、自分の体験談や、知人のこと、子供の同級生のエピソード、家族で立ち寄ったお店の人、アニメ、映画、テレビ番組など、理解につながる素材はいくらでもあります。

念仏をとなるような教育は、眠くなるだけですよね。とりあえず「わかった」といえばいい躾では意味がないように思います。

そもそも同じお題目、内容を繰り返すことを、本来的には宗教といいます。宗教は悪いものではありませんが、悪い面が出ては残念です。

子供の行動が変わってこその躾

行動が変わってこそ、考え方が変わってこそ、躾けた意味があります。

一言あやまりさえすればいいその場を切り抜けられればいい。そう思われてしまっては躾の意味がなくなります。

子供は、注意される、叱られることは嫌なことです。しかし、ごめんなさいといいさえすれば許されると思われているのでは、大学受験と一緒です。受かりさえすれば、もう勉強から解放されると思って学ばなくなっては、せっかく学んだことを発展させる機会を失います。行動が変わってこその躾です。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のなら、そもそも躾けはいりませんよね。

✅人生でずっと役立つ情報提供

ご存じのとおり躾け、家庭での教育というのは、人生の土台です。基準、そして優先順位です。何を、誰を大切にするのか、その時代に適応しやすい行動、自分の身の回りのことから言葉の使いから、人との付き合いかたまでに及ぶ人生の知恵です。

時間も有限で、子供との相性もある中で、何を伝えてあげれば効果的か、重箱の隅まで教えるか、それとも大枠だけ教えるか、子供の性格を見ながら接していくわけです。親としても結構大変ですよね。(下記事を参考にしてください)

成人までの時間は、生きる知恵を教えるわずかな機会です。しつけが親という監守から逃れるための術になっては、社会に出てからも自己防衛のために、その場だけの言い訳をするようになります。

そういう人は一緒にいたくないですよね。

できることよりも大切な躾

躾けたことが、実際にできることはもちろん望ましいことです。たとえば歯磨きの習慣化はほんと大事ですよね。でも親としては、正しいこと良いコトよりも、自分の行動に正直であってほしいということです。

やってしまった、できなかった、ということは二の次だと思います。大人になっても、できないことはあります。できても悪気がないのに、誤解されるなんてことさえあるんです。

ジョージ・ワシントンの桜の木の話が有名です。父親の大事にしていた桜の木を切ってしまった。怒られるとおもったが正直に告白したことは、千本の桜の木よりも価値があると評価されたという逸話です。

どんなに経済力、技術力、知識、行動は合理的であって、慇懃無礼で嘘が透けている人間関係は遠からず破綻します。

もっとも大切なのは躾けは、子供にとって親こそ信頼できる他者だという教育なんだと思います。それは日頃、親自身も正直であるかが子供から問われてるということに他なりません。聞く耳をもつに値する存在でありたいですよね。

以上になります。

100回目に理解してもらう躾をめざして、自分とパートナー、そして子供にとってちょうどいい落としどころをみつけてみられてはいかがでしょうか。

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