スキンシップは子供の頭をよくする

スキンシップは、オキシトシン分泌をさせます。

愛情ホルモンは、子供に自信とストレス耐性、

そして学力向上のための記憶力増強をもたらします。

とくに情緒を安定、精神的な自立をうながす成長の土台になります。

やらないと勿体ないのが、スキンシップです。

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『頭がよくなり、ストレスに強くなる』

コロナでも家族はスキンシップして、とうぜんです。どんどんしましょう。

スキンシップで頭がよくなり、ストレスに強くなる愛情ホルモンの

オキシトシンが分泌されるからです。

どんどん↓のようなことしていきましょう。

・手をつなぐ
・頭をなでる
・肩や背中をポンとたたく
・ハイタッチする
・「こちょこちょ」して笑わせる
・ハグする

大切なのは、子供が心から喜んでいることです。

嫌がっているのにやるのは、NGです。

ある芸人さんは、それで感情がなくなってしまったと述懐しています。

気を付けましょう。

※効果的なのはとくに夕方以降

桜美林大学の身体心理学者、山口創教授によると、スキンシップは

「言葉で伝えるメッセージの何倍もの感情が伝わる」

「子どものころに十分なスキンシップをとっておくと、
 その効果は一生続く」とのことです。

スキンシップの効果が高いのは夕方以降らしいです。

副交感神経が優位になるのがその理由です。

ぜひ、ぜひ、僕も実践していきたいです。

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『子どもが求めてきたら拒まない』

子供がある程度大きくなると重くなるし、めんどくさいことってあります。

スキンシップを拒まれると子どもは不安を感じてしまうのです。

拒まず受け入れてあげましょう。長くなくていいのです。

親子のスキンシップが多いほど、子どもは家庭が安全な場所だと感じられる

ようになります。

小さいと「だっこして」「怖いから近くにきて」といってきませんか。

自分もゆっくりしたいのでめんどくさいですが、少しだけでいいので

抱っこしてあげてください。とくにスキンシップは大事です。

※3倍も家族の絆が違う

親子関係でみたときに、スキンシップをとっている家庭と、

そうでない家庭で見た場合、親が家族のきずなを感じるのは3倍も違いが

あるとベルメゾンの2018年の調査で判明しました。

これは親の実感でのアンケートですが、子供であってもいうまでもなく、

家族の絆の実感が何倍もあるわけです。

スキンシップしていきましょう。僕はしていきます。

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『頭がいいことだけがいい人生じゃない』

先日、大河ドラマの毛利元就の総集編をみました。

ものすごい武将で、頭もよく、子供への3本の矢の逸話も有名です。

毛利元就も、若くして両親と死別、兄弟も病死や、家督相続争いで失い、

とても孤独を感じたであろう人です。

仲のいい家族への思いはどれほど強かったろうかと思います。

彼は何のために戦ったかというと、家族のためなんですよね。

お金がほしいわけでも、有名になりたいわけでもない。

結果としてお金も、名前も力も必要だったということにすぎません。

この毛利家の結束は、江戸時代を超えて現代にまで影響を及ぼしています。

結局のところ、時代をみると誰が勝者だったのががわかります。

秀吉でも家康でもなく、毛利が勝利したのです。

明治維新の長州藩の流れが今の政治態勢の基礎をつくり、

いままさに長州、山口県出身の政治家が日本最長の総理大臣です。

お金、名前、力だけではすぐに失われます。

家が大事というよりも、家族が大事なんだと僕は思います。

スキンシップするのも頭のいい子を育てたいからではなくて、

親子としての関係をよくしたいからだから、スキンシップしたいわけです。

頭のいい子にしたいから、ではなく、仲の良い家族というあたりまえだけど

本当に大切なもののためにスキンシップをとられてみてはどうでしょうか。

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