叱ることの明示

叱ることは、はっきりさせてください。
という内容です。

というのも、
同じ状況で、叱ることが違う、
同じ状況でも叱ってないこと、ありませんか?

漠然と叱られている、のではなくて
「こういうときに、こういうこと」だと叱られる、
そうわかってるほうが、子どもとしても明快です。

その日の指摘、その日の前に

その日の気持ち、気分で
叱る内容がかわる
叱らなかったり、する。
周囲に釣られて、叱ってしまう
感情が高ぶって、余計に叱る
さらに、日によって叱る内容が違う…

これでは、子どもが迷惑します。
混乱してきます。
一貫性がないから、何がダメなのかわかりません。
感情で怒っているだけになっちゃいます。

※怒ると叱るの違い

感情を吐き出してぶつける…怒る
相手が行動を変える注意…叱る

子どものタイプにもよりますが、
自分の基準で考えて行動できず
常に人の目を気にする人間になります。

どういうときに?
どういうことで?
なんのために、叱るのか?

子供が落ち着いて、すなおに話せるときに
「これは叱る」ことを話してみてください。

それをはっきり自分で決めておく
感情で怒らない。
そしてそれを子供と事前に共有しておくことです。
もちろん、夫婦でも。
ちなみにあのカエサルも、ちゃんと叱る理由を伝えていたそうです。

僕の場合、

・話してるときに、逃げるために別の話で遮らない
・自分で言った約束を守らない
・自分は許されるのに、ほかの人はずるいという

この3つは、叱るよと伝えています。

この確認ができていると、
叱れなかったりしても、何が悪いかわかります。
事前に知っているのですから。

こうしているからか、面白いことに、
理由はわからなければ、子どもはちゃんと反論してきます。
なぜ、怒られなきゃならいの!? という具合です。
こういうときは、親としてうれしかったりしますよ。

これなら、神経質なタイプのお子さんでも
つねに、びくびくせず安心して過ごせます。

もちろん、忘れることがほとんどです。
何度言っても、わかってもらえません。
できるだけ怒らずに注意してあげてください。

実のところ、
ある程度、言って受け入れられないなら、
そう簡単には変化しません。

であれば、親として、
ストレスなくいられることが重要です。

無理なことはある。
そして言いたいことは言っておく。

これ、大事ですよ。

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