夏休みの子供との過ごし方

小学校に入ると保育園、幼稚園のようにはいかず、外圧が強くなります。

だからこそ、夏休みは気が緩むのはあたりまえの時期なのです。

避けられないメディアとの付き合い方についてです。

大切なのは子供が自身でコントロールできること(我が家では)

子供とメディアとの関係では、欲望は限りなく満足はありません。

ゲームや、youtube、アニメなどずっと見ようと思えば見られます。

見せないのではなく、親としてどうならOKなのかがポイントです。

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自分の結論は「子供が自身でコントロールできること」です。

切り替えが効く、自分で制限できることができればOKだと思います。

まず試験的に、満足するまで動画を見せることにしました。

結果、週末の2日間、それぞれ朝から夜まで12時間以上みてました。

お腹いっぱいになるまで見れた? と聞いても「わからん」といいます。

だんだんとこちらも腹が立ってきました。

ここで親として困ることとしては、切り替えることができるないことです。

食事やハミガキ、お風呂や、夜寝ることが、すぐにできないことです。

逆にこれができれば、どれだけ見てても困りません。

勉強も朝イチでやってるし、炎天下で遊ばせるのは拒否したいです。

そもそも動画やゲーム視聴の時間を減らしても、もっと勉強するわけでも、

将来への自己研鑽をするわけでもありません。

だから切り替えができればOKだ、というところで決めました。

コントロールのハードルはまず低く

ダイエットや運動の目標設定でも、高すぎると達成できません。

ちょうどいいのは、9割できると感じられることです。

子供にとっては、1分からのスタートでいいと思います。

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1分だけだと、待つことが不得意な子でも意識の切り替えができます。

すぐに見れるのでちゃんと休憩してくれます。

最初、動画視聴を自分でコントロールさせるために、

30分みたら30分休憩をさせようとしましたが、休憩を嫌がるのはもちろん、

休憩自体を忘れてしまうこともしばしばでした。

そこで次に、タイマーを持たせてみました。これも押し忘れです。

親としても面倒くさくて、動画アプリを一旦すべて削除しました。

親が張り付いているわけにもいかないのです。

そして導入したのが動画一つに1分だけの休憩です。

これだと切り替えができます。すぐに見れるのでちゃんと休憩してます。

親がみていなくても、タイマーでしっかり管理できています。

これですこしほっとしました。

いずれ休憩を増やしていこうと思っています。

すべての瞬間が楽しいのは異常なこと

責任感がつよい親ほど、子供を満足させねばと思いがちです。

しかし、満足させ「つづける」ことなどできないのです。

「つまらない」そんな要求には、たまに応えるぐらいでいいのです。

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事実、つまらないことのほうが多いのが日常なのです。

子供の要求にこたえられない自分を責めてはいけません。

一人っ子だからって、一人で遊ぶことができます。

つまらなければ、自分で工夫すればいい。

長く続く老舗であればあるほど、毎日やっていることは同じです。

その毎日の中で、その日に合わせた調整をほんの少ししているのです。

毎日がイベントやお祭りでは、それにも飽きてつまらなくなります。

ハレの日、ケの日があるわけです。このケの日こそ、日常です。

飽きないためにも、日常生活があります。

ちなみにこのケの日が枯れることを、気枯れといいます。

つまらない日常で、人は気力を回復させているわけです。

だから、つまらないことが7割、8割でいいのです。

だれかと比較して、自慢できる生活や理想の家庭を目指すのはつらいです。

たまにいい生活や、理想を実感できる程度でいいのです。

躾けも大切ですが、そばにいるだけでも、子供は安心します。

子供とは、たまに遊んであげる程度で、夏のケの日を満喫してください。

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