家庭の権威

家庭の安定のためには、親のどちらかがリーダーだと決めることです。

よく任侠映画でありますが、「五分の兄弟」は必ず分裂します。

リーダーシップのためには、権威を明確にすることです。

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家庭の権威というのは偉いわけでも、賢いわけでも、優秀でもありません。

ただの同じ人間です。学級の図書委員に従うレベルの話です。役割です。

そこに納得して従うからこそ、ルールと約束が大切にされるのです。

だから一見、頼りない親であっても、家族を理解し、家族の力を引き出せて、

その親にみんなが納得して従うのなら、これは優秀なリーダーなわけです。

逆によくあるのが旦那さんは威張るだけで、奥さんが従わないケースです。

だれだって気持ちを否定されたら、気に入りませんし反発しちゃいます。

しょっちゅう奥さんが納得できず従わないなら、これは権威ではありません。

そして子供は母親につよい愛着があるので、そのまま反父親になっていきます。

こうなると父親の権威はなく、家にひとりうるさい男が取り残されます。

逆にしっかり会話して納得する両親をみていると、子供は権威を認めます。

同じように子供の話も理解して、納得させてくれる親は信頼されます。

怒って従わせるのはカンタンです。しかし子供は委縮するか、反発します。

だからこそ家族で会話するのは骨が折れます。

僕のところは、お出かけするとランチに悩みます。

回転ずし、カレー、ラーメン・・・みんな食べたいものが違うからです。

最終決定までに、10分ぐらいかかることがしょっちゅうです(笑)

ちなみに聖書には、男性が家庭の権威であると書かれています。

感情的にならず理性的な判断もできることが、必要だからだと思います。

もちろん女性が家庭のリーダーになることを反対するわけじゃありません。

大事なのは、仲良く安定した家庭を築くという目的だけです。

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