親だって怒ってもいい

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子供の成長が阻害されないために、怒らない。

心がダメージを受けないように、配慮する。

傷つけないように、大切に・・・否定的な言葉は避ける。

もちろん大事なことですが、親にも無理なときはあります。

そんなときは上手に、怒ってもいいと思います!

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「親って、こういうものだもの」

子供の発言、行動が気に入らなければ、親だって怒っていいんです。

子供が怒るように、親だって怒ってもいいんです。

自分も「親だからしかたないよね~」と受け容れてください。

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子供とはそういうもの、だから許してあげなければ

子供とはそういうもの、だから待ってあげなければ

子供とはそういうもの、だから受け容れなければ

たしかにこれらは正しく、できるのはものすごいことです。

すばらしい親だと言われるし、それができれば自分も誇らしいです。

でも、無理をしていると自分が苦しくなります。

子供が「そういうものだもの」であるように、

親だって「そういうもの」なのです。

子供のことが嫌いでも仕方ないよね、待てなくても、仕方ないよね、

そういう瞬間もあって、とうぜんです。

なぜなら親ってそういうものだから。人間なんだもの。

子育て熱心なあなたが、親としてダメだと自己認識するのはおかしい、

もったいない、実際に子育て、やってるじゃないですか。

僕も子供の心を配慮しながら育てていますが、無理なときはあります。

ダメな親だなと思いそうになりますが、実際やってることも事実です。

その両方あるのが、「だってそれが親だもの」ってことですよね。

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「親だからこその主張」

子供を怒鳴っても、拒否しても、否定してもいいと思います。

子供の行動と人格(人間そのものの価値)とを分けて怒ればいいんです。

人格攻撃ではなくて、その行動に対しての主張すればいいんです。

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たとえば、子供が頻繁に嘘をいったりする場合、

「約束まもってくれない君のような親の子供には、僕はなりたくない」

「テキトーなコトをよくいう信頼できない人とは、結婚したくない」

「もし君が僕の子供じゃなきゃ一緒にいたくない。口先だけの奴は嫌いだ」

結構きつい表現ですが、その理由をちゃんと話せば子供は理解できます。

行動を指摘しているのであって、人間そのものを拒否はしていません。

「君のことは大切だけど」「かわいいとは思うけど」など、

子供の価値をちゃんと伝えて、自己主張すればいいのだと思います。

壊れやすい宝石を乱暴に扱うみたいな感じになるので怖いし、不安です。

でも恐れず、親も嫌なものは嫌だと指摘していいと思います。

子供をダメにしたいわけじゃなくて、自分の主張なわけですから。

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「子供に両親が相談している姿をみせるといい」

自分だけで悩む必要はないと、今更なことをいいます。

ぜひ夫婦でその主張、怒気まじりの悩みについて相談してください。

自分のことで相談しているその姿を、子供に隠す必要はないのです。

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「子供の自尊心を育む妨げてるかな、不安だ、どう思う?」

そんな感じで、相談してみてください。

子供のことは、できるだけ許したいし、自由にさせてやりたい。

子供だから仕方ないと思いたいけれど、自分の気持ちも、もちろんある。

子供の心のことが気になるけれど、自分もつらい・・・。

自分のことで親が相談している。悩んでいる。困っている。

そういう姿を見せてあげることはマイナスではないと思います。

親の沽券とか、プライドとか、無意味だと思います。

弱い親、心配性な親、それが真実です。すでにばれてます。

誠実さこそが子供の心を、うちます。

それはコントロールするための技術ではなく、正直な親の気持ちです。

もちろん一緒に他の兄弟がいたら、そのときは避けたほうがいいです。

その子を否定しているように聞こえてしまうものなので。

嘘ではない、親として悩む真実の姿を晒してください。

勇気って大事ですよ。

そんなことで子供は親を見下したりできません。

 イジョウ、フジワラ(*´・∀・*)デシタ。

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