親と子で幸福感をもつために

子どもの感情がわかると、
問題解決がしやすくなります。

解決はすなわち、成長です。
生きている実感だったり、
成長する喜びだったりします。

その素材が感情です。
詳しくはこの記事です。

上の記事をカンタンに言いますと、

「期待(要求)」があるから、
「感情」が生まれて、
「表現」されている。

子供の問題は、お母さんの課題でもあります。
それは子供も親も成長のために、
必要なアイテムなんです。

そのアイテムの源泉が、
「基本的欲求」というものです。
この基本的欲求を満たすと
人は幸せになれるんですよ o(*^▽^*)o~♪

3つの基本的欲求

すべての人が「基本的3大欲求」を持っています。
そしてこの3つすべてが満たされて、
はじめて人は幸福感を感じます。

1.人から認められたい  「慈愛願望欲求」
2.自分に自信をもちたい 「自己信頼欲求」
3.無条件に人を愛したい 「慈愛欲求」

慈愛願望欲求
他者に…
・認められたい
・愛されたい
・ほめられたい
・大切にされたい
・期待されたい
・信じてほしい
・理解してほしい
自己信頼欲求
他者評価に関係なく自分のことを…
・認めたい
・愛したい
・信じたい
・好きになりたい
・成長させたい
・大切にしたい
慈愛欲求
無条件に他者を…
・認めたい
・愛したい
・信じたい
・尊重したい
・ほめたい
・見守りたい
・優しくしたい

人は愛されることで、自信を持てます。
そして自信がもてることで、人を愛せるようになります。


程度の差はありますが、
すべての人がこの3つの欲求をもっています


※実は、気質ごとに、基本的欲求に偏りがあります。
循環気質は、モテたいので「慈愛願望欲求 」が強い
粘着気質は、相手の面倒みたいので「慈愛欲求 」が強い
自閉気質は、自分を大切にしたいので「自己信頼欲求」が強い


子どもの気質については、以下の記事をご覧ください。

親だって欲求があるんです。


そしてこれを日常生活の中で、
すべて満たして上げることは、
とてもむずかしいです。

親自身にも、
この3つの基本的な欲求があるからです。
親の側が常に「慈愛欲求」で、
いられるけではありません。

親だって、愛されたいし、
自分をもっと大切にしたいんです。

そのためには親の側も、
自分の欲求に気づいて、その感情を、
要求として表現することです。

それは願いだったり、
解決だったり、
赦しだったり、
いろんな形をとります。

これをもっとも感じるのが、
実は親子関係です。

親子関係とは、
お互いの感情を表現しあう場所
でもあります。

ぜひ、お母さんも、お父さんも、
お子さんと表現しあってみてください。

「もっとお父さんのこと、ほめてほしい」
「もっとお母さんのこと、大切にしてほしい」
「すこしゆっくりさせて」

感情の分かち合いが、
欲求を満たして、
幸せの源泉に水を満たします o(*^▽^*)o~♪

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