やさしい親ほど、子どもにメディアを許してしまう。
ネット依存になった子供には、病気だとハッキリ言って、自覚を与えること。
だからといって、親は無理に遊んでやらなくていい。
遊んでやらないことに、罪悪感を抱かなくてもいい。
一緒にいてあげるだけで本来子供は喜ぶ。
ネットに依存しているから、つまらない時間に耐えられないだけ。
「遊んでいない」と楽しめなくなっている。
本来は、そばにいてあげるだけでいい。
想像してみてほしい。
共働きの家庭で、かぎっ子だったら子供はきっとさみしい。
シングルの親で、子供は家にいる。親がいないからさみしい。
本来は、子どもは親がいてくれることが何よりうれしいんだ。
そこで自分がいないからと、ネットに頼まないこと。
遊んでやれないから、悪いと、ネットを与えないこと。
親の罪悪感でネットを与えないこと。
自分の代わりにネットを与えないこと。
すでに与えてしまったら、取り上げること。泣き叫んでもだ。
病気は悪ではない。
風邪を引いたから、花粉症だから悪ではない。
治ることで快適になるわけなのだ。
今の状態がわるいから、知らせてくれるのが病気というサインなのだ。
だからハッキリ子供に
「あなたは病気なんだ」と伝えてあげること。
そこから改善は始まる。
本来の状態ではないんだと伝えてあげること。
そして断つことだ。これはたばこやお酒と一緒なんだと思う。
子供の脳を過剰で異常な興奮から遠ざけること。
再び飲むとやめられなくなる。
そこでやさしさ(妥協)を出すと、子どもに飲み込まれることもある。
親が悪いなと思う必要はない。
親と一緒にいられること。
本来はそれが子供にとってもっとも大切なもの。
無理ない範囲で相手すればいい。