子育てしていると、夫婦で喧嘩になることはあります。
同じ山に登っているのに、すれ違うのは悲しいことです。
相手に「自分の気持ちを表明するだけ」がうまくいくポイントです。
・・・・・
たとえば子供に、宿題を自分の頭で考えてほしいのにもかかわらず、
親が勉強の答えを教えてしまっている。
それをみていて不満に感じてイライラしている。
そんなときあるかもしれません。
この自分が感じていることを、相手に話す前にしっかり把握してください。
こう感じちゃう⇒これがポイントです。
感じているだけです。だからそれを伝えるときに相手を責めないことです。
ちなみに責めるのは、「〇〇だからダメじゃない」みたいな表現です。
あくまでも、自分が「勝手」に感じていることを表明する。
①まず、自分の感じていることを伝える。
⇒ 実は自分は勝手にイライラしている。(相手は、なぜ?と思う)
②つぎに、その背景を伝える。
⇒ 「子供に考えてほしいんだよね。答えを教えるなら、考えないと思う」
(相手は「たしかに」と思う)※ここで責めると喧嘩です。
③結論として、感じてしまった事実を伝える。
⇒ それで勝手にイライラしちゃった。と伝える。
(相手は、自分自身で勝手に考える、行動を変えるかどうかは相手次第)
・相手を責めるのではなく「表明するだけ」です。
・相手を変えるためでなく「表明するだけ」です。
結果は相手次第なので、そこからは議論ではなく相互の工夫の領域です。
お互いの常識をすり合わせながら、ベターな答えを出すわけです。
相方は子供じゃなくて、躾けられ成長してきた個人です。
同じ山に、登るアプローチが違うだけなんです。
責めないで、変えようとしないで一致できるところを探してください。