子供を怒らなくて済めばいいのですが、さすがに無理です。
子供側も、わざわざ怒られたくのも、当然のことです。
そこで今回は、子供にも親の感情をわかりやすく伝える方法を紹介します。
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子供にわかりやすく感情や気持ちのことを伝えるにも、視覚化がポイントです。
たとえ話として「感情のコップ」のお話をよくします。
イメージしやすいので、子供にもわかりやすいのです。
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単純ですが、身の回りにあるものを使うと子供に、わかりやすいです。
まずコップなどの器を用意してお風呂に向かいます。
お風呂に入りながら、コップに水を注いでください。
子供にだんだんと水が入って、いずれ溢れる様子を見せます。
そこで親の心も同じだと教えてください。
人は期待が損なわれるとだんだん、怒りの感情が増えていきます。
怒りの感情が心に一杯になると溢れ、外側にあふれます。これが「怒る」です。
だからこの感情=水がどれだけ注がれているかを、子供に知らせることです。
この話を親子で共有していると、心のコップがあふれそうといえば分かります。
誰も怒りたくないし、怒られたくもない。あたり前の話です。
怒りそうというよりも、「助けてほしい」という表現で伝えてください。
すると子供が「これ以上はやめよう」、ということに納得しやすいのです。
実際、僕もそれを子供に伝えると、かなりわかってくれます。
コップの話が分かれば、どんな言い方、表現でもわかってくれるはずです。
ぜひ、親が爆発しないためにも共有しておくとよいと思います。