こころを動かす法/ゲイン・ロス効果

かんたんに子どもを動かしたい

やってほしい

その気持ち、わかります。痛いほど (゚ノ´Д`゚)ノ゚

でも、そんなの、普通無理です。
そこで今回は、そこに一石を投じます。

金色のガッシュ

以前、私はある漫画を読んで感動しました。
心を動かされたんです。

その漫画は、金色のガッシュ

この漫画、自分がうつっぽいときに読んでました。
もともと日曜日のテレビアニメを見たのがきっかけで、
漫画を読むようになりました。

どんどん引き込まれて、なぜこんなに心が動かされるのか
研究したんです。
(これこそ感じて動く=感動です)

古本屋で漫画を一式手に入れて、読みとうしました。
感動したところには、すべて付箋をはって、
なぜ感動したのか、問明かそうと思いました。
すると、だんだんと法則性がわかってきました。

ゲインとロス

これはおそらくほとんどの作品で言えることですが、
かならずといっていいほど、同じパターンがあります。
それが、

「落として上げる」というパターンです。
(なんかいやな、言い方ですね)

物語の中で、かならず主人公たちが、ボロクソにたたかれます。
それこそ肉体的にも、精神的にも
そうすることで、コンプレックスをあぶりだします。

そしてそのあと、圧倒的な差があった敵を
いままでになかった方法、アイデア、誰かの協力
そいういったもので相手を圧倒します。

そのときの敵は、自分たちに驚愕し、
「ありえない」みたいなことをいいます。
そのとき、読者は、うれしいんです。

つまり落差です。

落として、徹底的に落として、上げる。
これを調べてみると、

「ゲインロス効果」というようです。
みつけたときにはガッツボーズしました(笑)

ゲイン…+ 
ロス…-

人はたくさんのことを言われるよりも
内容の変化こそ印象に残るというものです。
実験された結果です。

評価の変化好感度値
悪い→良い 7.67
良い→良い 6.42
悪い→悪い 2.52
良い→悪い 0.87

これを子供との関係で応用すると、
しっかり叱ってから、しっかりほめるということです。

これだけで、印象がかわってくる

「負けた、惨敗だ…、もうだめだ…」

というイメージから、

「よかった、うれしい、できるかも」
につなげることができます。

信頼関係があるから

我々は叱るだけをついついやってしまいます。

これは、そのあとのフォローというより、
いかに印象に残すかということです。

いまでも覚えていますが、むかし自分のミスで、
会社の社長にこっぴどく怒られたことがあります。
しかも、会社全員に聞こえるレベルです。

そして、そのあと、すぐきり替えて普通の顔になって
些細な仕事の依頼をされました。

怒られたとき、嫌な気持ちがありましたが、
仕事の依頼という積極的な信頼を向けられることで、
結果、嫌な感じは受けませんでした。

怒られるだけで、捨て置かれるわけではないからです。

ちゃんと仕事を任せられる信頼できる人間だと
そこには「表現」されているからです。

こういうのは、
日頃の人間関係があってこそのやりとりです。

怒ることが大事なわけでもなく、
ほめることが大事でもない。

そこに信頼があって、
関係が安定していて、前向きになれる。
だから行動が変えられる。

ほめても距離は縮まります。
怒っても、ちゃんとフォローすれば、
さらに距離は縮まるんです。

そうすれば、距離は縮まるので、キスできます! (ノ´▽`)ノ
ハグでもいい。
ほっぺに(´ε`)でももちろんいい。

スキンシップとってみてください。

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