子供とは仲良くしたいものです。そのために仲良くしたい! 仲直りしたい! と直接伝えることです。つかず離れず、お互いの適切な距離のためにも、伝えてあげてみてはどうでしょう。はっきりと子供の表情が変わると思います。恥じらいも、照れもありますが、親がまず、手を広げてみては?😌
はっきりと、子供に告白すること
子供に察してほしいと望むのはむりです。はっきりと子供に伝える必要があります。
告白と同じで、相手の気持ちを動かさなきゃいけません。子供に伝えないと、気持ちは一方通行のままです。
親は叱ることもある存在です。いつもニコニコしていられません。ときには関係が、険悪になることもあります。そんなこともあるからこそ、子供に仲良くなりたいと、はっきりと伝えるべきです。
叱ることと同じように、です。叱ることは得意でも、好きなこと伝えることが下手では片手落ちです。以外にあたりまえだと気づかないので、仲良くなりたいと、仲直りしたいと、もはっきり伝えることです。
僕もいうようにしてますが、恥ずかしいですよ。とてもいい経験です。
✅わかりやすい言葉で、はっきりと
仲良くしたい、仲直りしたい! とストレートにいうことです。伝われば、子供の表情が変わります。明らかに反応がかわります。
これは親自身も同じです。どんなに嫌ってる、喧嘩している相手でも、仲良くなりたいと申し出られたら、結構びっくりしますよね。相手の思いは邪魔できません。多分、きっとうれしいと感じると思います。
あとプライドの塊だとこういう言葉を口に出せません。まず子供が素直になるべきだと思ってしまうかもしれませんが。でもそれは違うと思います。大人が子供に、気持ちは伝えないとわからいことを見せてあげたほうがいいです。
正直さ、誠実さは、勇気の証拠、言える親は、かっこいいです。
適度な距離でも、いい家族
いくら嫌っているそぶりを見せても、本音は好きだったりします。
子供とも適度な距離は大切です。距離を詰めすぎないことです。密になれば息苦しいのです。恥ずかしがりやで、照れて口には出さないなんてことはよくあります。
仲良くというが、子供を縛る鎖になってはなりません。仲良くというのは、お互いが好きで理解しあえているということ。無理やり仲良くしようというのは、かえって気持ち悪く感じます。うざいです。気を付けたいです。
こういう会社もあると聞いていますが、仲良くといいつつ実は、相手の行動を縛る、自由を奪うことになっています。これでは社員さんがかわいそうです。
心のソーシャルディスタンスです ←いいたかっただけ(笑)
✅人には適した距離がある
とくに自閉気質の子供だと、職人気質なので、一人だけで過ごしてもとくにストレスを感じにくいタイプです。自粛するのが苦でないタイプです。
しかし親が循環気質だと、自分の評価を周りに求めるタイプなので、親が努力しないとあまりいい関係になれません。子供にとってはウザくて息苦しいのです。
嫌いなのと、適度な距離が必要なのとは、違うのです。親としてはよく見られたい、でも子供はすこし距離を置きたい。これを見極めなきゃいけません。子供を日頃からみて判断してください。
もちろんスキンシップは大切ですが、そもそも触れ合うのがあまり好きじゃない、心の距離が必要な子はいます。
僕がよくいうことですが、「子供はあなたとは違う生き物」というやつです。
いっそ仲良くならなくても、いい家族
もちろん、子供と無理に仲良くなろうとしなくてもいいのです。
がんばって、報われないことほど、悲しく虚無感にかられることはありません。疲れてると、本来自分がやるべきことができなくなります。
無理をして家族のためにと思って頑張っても、報われることのほうがすくないなんてことはざらにあります。がんばれば頑張るほど、家族にも求めてしまいます。
無理をしてまで、仲良くしても、それこそ無理がたたります。
✅ほっとくことがあってもいい
特別に子供を、大切にしようとしなくてもいいと思います。多分僕のブログを読んでくださっている方は、結構子育てに熱心な方だと思います。類友です(笑)
そういうタイプの方は、子供をほっておく、そのままの距離でいい、スキンシップもとれなくてもいい、いまのままで十分に子育てやれてると思います。
絵本を頑張って読んであげなくても、勉強を見てあげなくても、ゲームやテレビを見せてあげなくてもいい。もっと自分に都合のよい子育てををしても大丈夫です。
子供と仲良くしたいという気持ちは、バスタブにうかべた、アヒルのおもちゃと一緒で、近づけようとすればするほど離れていくものです。
だから意識して、努力して子供と仲良くせずに、もっと自分を信じていてください。子供は自分が子供を好きなことが十分伝わっていて、スキンシップがなくても、いい関係をつくることができると、そう信じていください。
すると子供の気持ちと、親の気持ちのバランスが取れて、バスタブのアヒルがなぜか近寄るようになるのだと思います。
見えないからこその、信頼関係をつくることの大切さ
僕は「毎日、キスしていこう」と、すすめています。実際、スキンシップできることは素晴らしいです。そしてそれがあると親としても子供との心の距離、信頼関係のバロメーターとして見えるので安心できます。
実は、コロナウイルスの影響で、僕の家庭で子供とのスキンシップをエルボーバンプにしたところ、子供がキスしてくれなくなりました。これはかなりのショックでした。
今は、かつてのようにキスできていません。キスしない期間として1か月もありませんでした。その間に子供を叱ったり、喧嘩したりありました。そういったことがあり、心の距離が開いてしまったのかもしれません。
簡単に子供との距離は離れてしまいます。とくに男親だとその距離が顕著かもしれませんね。信頼を築くのは簡単じゃないけど、崩すのは一瞬みたいな感じです。これからまたしばらく、キスできる関係に戻す挑戦の毎日です。
もちろん、子供が照れている、恥ずかしいということもあります。子供の性格からみても距離はとらなくていいタイプなのでまた少しづつ、距離を近くしていけれれば、いいなと思っています。
そしてもしキスしなくても、子供を信じること、そしていい関係を築ける自分を信じることだと思います。キスというバロメーターがなくても、子供の心のことをちゃんと見てあげることを、より見つめられる機会だと感じています。