似ているんです。この2つ。

これは僕がよく言っていることなんですが、
この違いこそが相手との関係を決定的にします。
子供が、親がうざいと思うのと、
子供が、親をすごいと思うこととの違いです。
好きすぎると見えなくなる?
男の子Bくんを好きな、女の子Aさんがいました。
AさんはBくんが好きすぎるあまり、
熱烈なアタックをしたそうです。
Bくんもいろいろ悩んだんでしょう、
警察に相談したそうです。
警察はAさんにこういったそうです。
「あなたのしていることが告白、求婚ではなくストーカーだからですよ。ストーカーとは相手から拒絶があったにもかかわらず接触を続けることです」
これがうざい、というやつです。
「相手の拒絶があったのに」というのがキモです。

子供が親を嫌がる場合、
まずこの「拒絶」をされているはずです。
それなのに何度も何度もいってくる。
子供の気持ちを半ば無視して、接触を図る。
これがウザイというやつです。
親が大切だと見えなくなる?
熱心な営業と嫌われる営業との違いもこれです。
熱心な営業マンは相手のニーズを理解しようとしていて、
相手の望む距離で何度も関わり続けます。
さらに自分の気づいていないニーズも掘り起こしてくれます。
ここまでされては、すごい、と感じます。
しかししつこい営業マンは、相手のニーズはお構いなし、
自分の利益のために、相手が嫌がってるそぶりを見せても、
いつまでも関わろうします。
会社はそれが「熱心さ」だと教えます。
それは熱心ではなく、しつこいだけです。
会社という親が怖くて、言いなりなのかもしれません。
もしかして…
自分の考えがなくて、親のことばに縛られていませんか?
「自己表現」にあって、「自己主張」にないのもの、
それは相手への敬意です。
子供が、すごい! と思うのか。
子供が、うざい! と思うのか。
あなたは、どっちだ!