

親が自信がない。子供に自己肯定感をもってほしい以前の問題! 親自身の考え方を変える時期なのかもしれません。自信がないのは、まわりの誰かと比較しているときです。おすすめなのは「自分は優遇されている」という思い込みです。状況をひっくり返すきっかけになると思います🤔
自信が持てないのは誰かと比較しているとき

自信がないと感じるのは、家族以外の誰かが気になるときです。
自分のうちに誰か来ているとか、誰かのうちに行っているときとか、自信がなくなるのは自分と相手と比べて、自分は負けていると感じているときです。
そして負けている自分は=ダメな人間となり、徐々に自己否定感が低くなっていきます。これは自分だけでなく子供にとっても悪影響ですよね。
✅気にしても意味がない
気にしてしまうのは仕方ないのですが、ずっと考え続けるのも考え物です。その瞬間だけにしてあとは切り替えることです。
一番いいのはパートナーに相談してみることです。きっとあなたと真逆の意見が飛び出してくると思います。単純に自分が改善できることなら改善すればいいのですが、おそらくそれが原因ではありません。
他人と比べたときの自分の見た目、周囲の情報、欲や世間の評判、コンプレックスからの不満なら、本当にそれを気にして悩むことなのかどうか、あまり否定的に考えず、実はそれが自分の強みかもしれないとよく吟味することです。
気にしているのはたぶん、あなただけです。
思い込みが人生を決める

自己肯定感は、自覚です。過去なんどもこのことを記事にしています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
言葉を変えると自覚というのは、思い込みです。子供の頃であれば、親からどう思われているかということ。そして経験も、知恵もついている親では自分が自分をどう思っているか、というその自覚です。
ぜんぶ思い込みでなんですよ。これ。
✅ナポレオンの生まれ変わり
あるところに無学な男がいたそうです。その男に占い師が君はナポレオンの生まれ変わりだと伝え、翌日から男の行動が180度変化したという逸話があります。
彼はナポレオンのことを調べ、身なりを整え、堂々と歩く方法を練習し、ナポレオンのように毅然と話すようになりました。彼はのちに成功を収めたそうです。
思い込みで人は変れます。洗脳なんてまさにこれです。
面白いことに、ナポレオン自身もいろんな名言をのこしています。
『あなたの能力に限界を加えるものは、他ならぬあなた自身の思い込みなのです。』
『強い人が勝つとは限らない。素晴らしい人が勝つとも限らない。私はできる、と考えている人が結局は勝つのだ』
びっくりするぐらい、思い込みの大切さを説いています。だからこう思い込んでください。
自分はびっくりするぐらい優遇されている! と。
これ最強にいい思い込みですよ。
状況や環境、他人に影響されない考え方

思い込むにも現状がひどいと、自分が優遇されていると思えません。しかし、方法はあります。
人は100回同じことを繰り返し聞かされると、人は嘘でも本当だと思うようになるといわれます。『真理の錯誤効果』『単純接触効果』といわれるもので、テレビの通販番組なんかは全部これです。
当然、状況や環境、人の反応もすぐに変わりません。周りの環境や、状況や、人の反応に影響されそうになっても、自分は実は優遇されている、やがてうまくいくようになっていると自覚して行動しつづけてください。
現状をなげくのは、まだ周りと比較している証拠です。
✅運命がそう決めている
ことあるごとにあなたが優遇されていることを自覚して、自分に心の中で言い続けてください。こんなひどい状況になっているのも、実はそもそも優遇されているから、実は大逆転してしまうようになっているのかもしれません。もちろん、思い込みでいいんです。
そのために自分が優遇されている理由を逆の視点から考えてみることです。たとえば無視されるのも、嫌味をいわれるのも実はあなたがうらやましいから、人気者であればあるほどアンチは増えるから。実は優遇されている理由を探すのです。
大事なことは、結果がすぐに変化しなくても、自覚だけはもちつづけることです。優遇されている人として行動してください。すると少しづつ、周りの出来事がかわってきます。甘えて受けいれられたり、ほめられて、それを自分が認めたり、その事実がすこしづつ自分を変えていきます。
ちなみに僕も営業でMVPをもらったときは、調子どう? と聞かれれば「絶好調です!」と言っていました(笑)
どちらを選ぶのが「的を射た」生き方か

親戚の集まりにいったとき、クラスの同級生の親と会うとき、勝手に何かと比較して自己卑下していただけかもしれません。勝手な思い込み、勘違い、的外れな評価だったのかもしれません。
そして同じように自分が、びっくりするぐらい優遇されていると考えるのも、勘違いなのかもしれません。しかし、どちらの勘違いをしていても、その自覚に応じて結果が出てしまいます。これが現実です。
ちなみに自己卑下して生きることは、ほとんどの親が見ればそれは違う、本来の姿ではないと言うにきまっています。この本来の姿ではない「的外れ」ということばを、ギリシア語でハマルティア=罪といいます。本来の自分の価値、優遇されている存在だと信じられない状態を罪というのではないでしょうか。
自己卑下して、反応すれば相手からも、おどおどした人として対応されるでしょう。しかし、自分は優遇されていると自覚していれば、相手はあなたを自信のある人だと思って対応することでしょう。
自覚さえ変えれば、おのずと行動は変わるものです。そしてそれは新しい結果を生み出します。
相手の反応も変わる、さらに自分の自覚が変わってくる。だんだんと心に余裕ができると、子供にも余裕をもって接することができるようになります。こどもにも自己肯定感がどういうものか、親の体験として伝えることができるのです。
これはすばらしいことだと思います。
どうぞ気楽に安心して、思い込んでください。心の中で自分は優遇されていると、愛されていると、ことあるごとに思い出してください。自己卑下って、ほんとに勘違いの的外れでしかないんですから。