この記事では、ゲインとロス、
叱ったらフォローすることの大切さの「理由」をお伝えしました。
今回は、このフォローすることの難しさと、その解消法です。
赤ちゃんでもわかっている!?
まず、叱ることは、簡単です。
目の前で展開されていることだから、
それはもういくらでも言えます。
しかし、 ほめることは、難しいんです。
なぜならバレるから!
適当にほめているだけ、
かたち だけ!
というのは、すぐわかります。
子どもがちっちゃくて、
ことばがよくわからなくても、
その「エネルギー」は感じるんです。
そこに淀みがあるから。
なんとなく、わかりますよね。
感情は体という管を通り抜けるエネルギーです。
嘘やごまかしだと、自分の中に突っかかりがあります。
営業されたり、交渉することが多い人は、
こういう感覚を日頃、経験されています。
気質別、ほめても騙されないぞ! タイプ
まず自閉気質が強い(日本人の60%)お子さんの場合、
嘘かほんとかを本能で見分ける嗅覚たるや、すさまじいです。
これで相手を信頼できるかさえ決めてしまいます。
また、誰しも強くなくとも自閉気質は存在するので、
なんとなく「嘘くさー(゚`Д´゚)・゚」と感じています。
また粘着気質(日本人の20%)を持っている人も、
おべっか大嫌いなので、見分けられるでしょう。
このとき、粘着気質は怒りをためてます。
交渉をすすめるのならとても悪手です。
嘘言われても、機嫌がいいのは、
循環気質 ( 日本人の 20%) ぐらいです。
わかりつつも、機嫌がよくなる悲しい性質です (*ノωノ)━・゜・(*ノω゜)
それだけ人間も、肌で感じて生きています。
なおさら子どもは、親をよーくみていますね。

具体的で、新鮮な評価
そこでおすすめするのが、
地味にメモすることです。
自分で気づいたことをメモするのも、すっごくいいのですが、
もう一つおすすめの方法があります。
こちらの記事でも紹介していますが、
学校の先生や、友達が評価する
子どものいいところをメモすることです。
親というのは、子どものことがよく見えていません。
あまりにも近いから、冷静になれない。
そして、近視眼で全体からみた子供をみれない。

だから周りの評価をメモするといいです。
これは紛れもない客観的で、具体的な、ほんものの評価です。
知らない世界を共有する
第三者が評価を知ることが大切な理由として、
その集団からみたときの、突出した評価だったりするからです。
その集団に身を置く子どもにとっては、
それはもう特別な体験です。
それはあなたが知らない世界だからです。
それを知って共有できることって、
すばらしくない?
だから、それを聞いたら、
常にメモること ((φ( ̄Д ̄ )
たとえば、うちの子の場合
・独楽回しが先生よりもうまい
・恐竜の絵が上手にかけるようになった
・ABCとか、文字がかける
・LaQ(パズルブロック)をひとりでつくれる
・友達に、おもちゃを貸してほしいといえるようになった
・お昼ごはんの「おかわり」を自分で言えるようになった
・折り紙上手にできる
これを見てみると、あまり具体的じゃないものがあります。
なぜなら、思い出してメモしたものだからです。
記憶がフレッシュなときのほうが、
より具体的なことを覚えているからです。
だから、なるべく早くに書ききってしまいましょう。